甲子園を沸かせた“プロ級”の併殺プレー
2025年夏の甲子園2回戦、仙台育英と開星の一戦で、スタンドを大きく沸かせた守備シーンがありました。5回、無死一塁の場面。
開星の小村選手が放った二遊間寄りのゴロに、二塁手・有本豪琉(1年)が素早く反応。ベース付近で逆シングルキャッチすると、倒れ込みながらも正確なグラブトスで遊撃手へ送球します。
受けたのは遊撃手・砂涼人(1年)。ボールを握るや否や、半回転しながら一塁へ矢のような送球。打者走者をアウトに仕留め、見事な4-6-3のダブルプレーを完成させました。
この一連のプレーは、そのスピード感、正確性、そして流れるような連携がまるでプロ野球さながら。
甲子園球場は大きな拍手とどよめきに包まれ、SNSでも「1年生とは思えない」「二遊間が固すぎる」と絶賛の声が広がりました。
選手プロフィールまとめ
砂 涼人(すな りょうと)
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ポジション:遊撃手(ショート)
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学年:1年生(2009年5月21日生まれ)
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身体:身長168cm/体重63kg、右投げ右打ち
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出身歴:岩手県の洋野リトルシニア→仙台育英
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特徴:軽快なフットワークとクイックな送球で相手を翻弄する守備力が魅力
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注目実績:NPB12球団ジュニアトーナメント(準優勝)など中学生時代の全国大会出場歴あり
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甲子園でのプレー(2025夏):
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スクイズ成功(1回戦・鳥取城北戦):バントの構えから身を乗り出し、倒れ込みながらバットに当てて得点に貢献
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併殺プレーの達成(5回、開星戦):逆シングルの捕球から有本選手との連携で見事な併殺を完成
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バッティング成績
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出場試合:10試合
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打率:.269
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安打:7本(長打1本含む)
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打点:6
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出塁率:.387、長打率:.346
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有本 豪琉(ありもと たける)
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ポジション:二塁手(セカンド)
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学年:1年生(スポーツナビでは身長175cm/体重70kgと記載)
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身体・投打:右投げ右打ち
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出身歴:兵庫県・龍野東中→仙台育英
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中学時代:ヤングリーグ春季大会や選手権大会で3番ショートとしてスタメン活躍。全国大会での実績あり
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甲子園でのプレー(2025夏):
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併殺プレー(開星戦・5回):二塁ベース付近で逆シングルキャッチ→グラブトスから砂選手と連携し併殺成功
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コメント:「甲子園だからこそ練習の成果が出せた」「砂選手の掛け声で位置が分かった」など連携と集中力への自信を語る
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打撃成績:
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出場試合:6試合
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打率:.353(長打1本含む)
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打点:1、得点:2、出塁率:.353、長打率:.412
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SNS・ネットの反応まとめ
- 「令和のアライバやん」
- 「仙台育英の1年生二遊間がアライバしてて凄い」
- 「育英二遊間アライバやばすぎや」
- 「仙台育英の二遊間うますぎ」
- 「これ本当に1年生?」
- 「スーパープレーにSNSも大盛り上がり」
- 「これを遊撃手・砂涼人(1年)が掴み、反転して素早く一塁に送球」
- 「見事に併殺を完成させた。中日の鉄壁二遊間『アライバ』を彷彿とさせるスーパープレーに、大甲子園がどよめいた。」
- 須江監督のコメント:
「砂は野球勘が非常に高くて、瞬間瞬間の判断がすごくいい選手。有本は打撃に思い切りの良さがあるので、僕らの起爆剤になれる選手」 - 須江監督また言及:
「1日で1年分の経験を積める。精神と時の部屋のような場所」 — 甲子園が選手の成長場と語る言葉として強く印象的。 - 「名門で早くから二遊間を張る2人の好プレーに会場はどよめきが起こった」
- 「プロのようなスーパープレー…令和のアライバやん」
- 「見事に併殺を完成させた」
- 「中日の鉄壁二遊間『アライバ』を彷彿とさせるスーパープレー」
- 「超美技」
- 「絶妙コンビプレー」
- 「甲子園沸かせた」
- 「同級生なので思い切ってプレーできた」
- 「華麗な併殺!有本二塁手がプロ顔負けのグラブバックトス!」
- 「若き守備職人たちの可能性」
まとめ
「令和のアライバ」とまで称された仙台育英の1年生二遊間。有本豪琉選手と砂涼人選手が魅せた併殺は、単なる1プレーを超え、甲子園全体とネットを沸かせる瞬間となりました。
まだ高校野球生活は始まったばかりですが、この日の華麗な連携は確実にファンの記憶に刻まれたはずです。
これからも成長を重ね、さらに大きな舞台で輝く二人の姿に期待せずにはいられません。
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