3年ぶりに関取へ復帰した炎鵬関が、大相撲夏場所13日目で明生関を破り、勝ち越しを決めました。
十両以上での勝ち越しは、2023年春場所以来19場所ぶりです。大けがによる長期休場、番付の大幅降下、序ノ口からの再出発を経て、再び関取の土俵で白星を積み上げたことに、相撲ファンから大きな反響が広がっています。
炎鵬関といえば、小兵ながら相手の懐に入り、下から攻める相撲で人気を集めてきた力士です。かつては幕内上位でも存在感を見せましたが、脊髄損傷の大けがにより長期休場を余儀なくされました。
そこから序ノ口まで番付を下げ、再び土俵に戻り、幕下を勝ち抜き、ついに十両へ復帰。そして今回、明生関を破って勝ち越しを決めたことで、復活劇はさらに大きな意味を持つことになりました。
この記事では、炎鵬関に何が起きたのか、勝ち越しまでの時系列、プロフィールやこれまでの成績、けがからの復帰、なぜここまで話題になっているのか、SNSやネット上の反応の傾向、今後の注目点までわかりやすく整理します。
炎鵬が明生を破り19場所ぶり勝ち越し
今回のニュースの中心は、西十両14枚目の炎鵬関が、夏場所13日目に明生関を破って勝ち越しを決めたことです。
炎鵬関は9日目に7勝目を挙げ、勝ち越しに王手をかけていました。しかし、その後は3連敗。あと1勝が遠い展開となっていました。
それでも13日目、明生関との一番で白星をつかみ、8勝目を挙げました。これにより、十両以上では2023年春場所以来、19場所ぶりの勝ち越しとなりました。
この勝ち越しが特別なのは、単なる8勝7敗以上の成績という意味だけではありません。
炎鵬関は、2023年夏場所で途中休場したあと、長期休場に入りました。その後、番付は大きく下がり、2024年名古屋場所では序ノ口まで転落しました。
幕内経験者が序ノ口まで番付を落とし、そこから再び関取へ戻ること自体が極めて珍しい復活劇です。そのうえで、十両の土俵で勝ち越したことに、相撲ファンから称賛の声が集まっています。
勝ち越しまでの時系列
炎鵬関の復活劇を理解するには、ここ数年の流れを時系列で見るとわかりやすいです。
| 時期 | 主な出来事 |
|---|---|
| 2017年3月場所 | 初土俵。小兵ながら鋭い相撲で注目を集める |
| 2019年ごろ | 新入幕を果たし、幕内力士として人気を高める |
| 2020年3月場所 | 最高位となる東前頭4枚目まで番付を上げる |
| 2023年春場所 | 十両以上で勝ち越し。今回の勝ち越し前では最後の十両以上での勝ち越しとなる |
| 2023年夏場所 | 大けがにより途中休場。その後、長期休場へ |
| 2024年名古屋場所 | 序ノ口まで番付を下げて復帰 |
| 2026年春場所 | 幕下で5勝2敗とし、十両復帰を決める |
| 2026年夏場所 | 3年ぶりに関取復帰。13日目に明生を破り、十両以上で19場所ぶりの勝ち越し |
この流れを見ると、今回の勝ち越しは、単に今場所の成績だけで語れるものではありません。
幕内上位を経験した人気力士が、大けがで長期離脱し、序ノ口まで番付を落とし、そこからまた十両へ戻って勝ち越したという、非常に長い復活の物語です。
炎鵬関のプロフィール
| 四股名 | 炎鵬 友哉 |
|---|---|
| 読み方 | えんほう ゆうや |
| 本名 | 中村 友哉 |
| 生年月日 | 1994年10月18日 |
| 出身地 | 石川県金沢市 |
| 所属部屋 | 伊勢ヶ濱部屋 |
| 身長 | 167cm台 |
| 体重 | 101kg台 |
| 得意技 | 左四つ、下手投げ |
| 初土俵 | 2017年3月場所 |
| 最高位 | 東前頭4枚目 |
炎鵬関は、石川県金沢市出身の力士です。
身長は167cm台、体重は101kg台と、大相撲の世界ではかなり小柄な部類に入ります。大型力士が多い中で、炎鵬関は低い立ち合い、素早い動き、相手の懐に入る技術、下手投げなどを武器にしてきました。
小兵力士の魅力は、体格差を技と工夫でひっくり返すところにあります。炎鵬関はまさにその代表的な存在で、幕内時代には大きな相手を翻弄する相撲で多くのファンを魅了しました。
また、炎鵬関は相撲を5歳から始めたとされ、長く相撲に向き合ってきた力士です。小柄でも大相撲の世界で勝負できることを示してきた存在でもあります。
これまでの成績と主な活躍
炎鵬関のこれまでの歩みは、スピード出世、幕内での人気、大けが、そして復活という流れで見ることができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初土俵 | 2017年3月場所 |
| 新十両 | 2018年ごろ |
| 新入幕 | 2019年ごろ |
| 最高位 | 東前頭4枚目 |
| 主な持ち味 | 低い立ち合い、もぐる相撲、下手投げ、足技、土俵際の粘り |
| けがからの復帰 | 長期休場後、序ノ口から再出発し、幕下を経て十両へ復帰 |
| 今回の節目 | 十両以上では2023年春場所以来19場所ぶりの勝ち越し |
炎鵬関が人気を集めた理由のひとつは、体格差を感じさせない相撲です。
相手の胸にまともに当たるのではなく、低く潜り込み、内側から攻め、時には足技や投げで逆転する。見ている側に「次は何をするのか」と思わせる力士でした。
幕内時代には、相撲ファンだけでなく、普段あまり大相撲を見ない層にも名前が広がりました。小柄な力士が大きな相手に挑む構図は、わかりやすく応援したくなる魅力があります。
その炎鵬関が長期休場を経て、番付を大きく下げ、もう一度十両以上で勝ち越したことは、かつての活躍を知るファンにとって非常に感慨深いニュースです。
明生関との一番で何が注目されたのか
今回、炎鵬関が勝ち越しを決めた相手は明生関です。
明生関は幕内経験が豊富な実力者で、十両の土俵でも力のある相手です。炎鵬関にとって、簡単な相手ではありませんでした。
炎鵬関は9日目に7勝目を挙げたあと、10日目から3連敗していました。勝ち越しまであと1勝という状況で足踏みが続いていたため、13日目の取組には大きな緊張感がありました。
その中で白星をつかみ、勝ち越しを決めたことが、今回のニュースの大きなポイントです。
報道では、土俵際での逆転の下手投げが印象的な一番として伝えられています。炎鵬関らしい、体格差を技術と粘りで打開する相撲だったといえます。
公式発表や報道で確認できること
今回の炎鵬関の勝ち越しについて、確認できる内容を整理します。
- 炎鵬関は2026年夏場所で西十両14枚目として出場していること
- 13日目に明生関を破って勝ち越しを決めたこと
- 十両以上では2023年春場所以来、19場所ぶりの勝ち越しであること
- 2023年夏場所で途中休場し、その後長期休場に入ったこと
- 2024年名古屋場所では序ノ口まで番付を下げて復帰したこと
- 2026年春場所で幕下5勝2敗とし、3年ぶりの十両復帰を決めたこと
- 炎鵬関は石川県金沢市出身、伊勢ヶ濱部屋所属の力士であること
一方で、今後の番付や幕内復帰については、現時点で断定できません。
今場所を何勝で終えるのか、来場所の番付がどこまで上がるのか、体の状態がどこまで戻っているのかは、今後の取組内容や公式発表を待つ必要があります。
なぜ炎鵬の勝ち越しがここまで話題なのか
炎鵬関の勝ち越しが大きく話題になっている理由は、単に人気力士が勝ったからだけではありません。
けが、長期休場、序ノ口転落、関取復帰、そして19場所ぶりの勝ち越しという流れそのものが、多くの人の心を動かしています。
1. 3年ぶりの関取復帰後すぐの勝ち越しだから
炎鵬関は、3年ぶりに関取へ復帰しました。
十両に戻るだけでも大きな出来事ですが、その復帰場所で勝ち越しを決めたことが、さらに大きな意味を持ちます。
関取の土俵は、幕下以下とは取組数も相手の力も環境も変わります。その中で結果を出したことは、復活を印象づける一番になりました。
2. 十両以上で19場所ぶりの勝ち越しだから
19場所ぶりという数字には、長い時間の重みがあります。
2023年春場所以来の勝ち越しということは、そこから大けが、休場、番付降下、復帰までの苦しい期間を挟んでいるということです。
数字だけでも、炎鵬関がどれだけ長い道のりを歩んできたかが伝わります。
3. 序ノ口から関取へ戻った復活劇だから
炎鵬関は、かつて幕内上位まで上がった力士です。
その力士が、けがによって序ノ口まで番付を下げ、そこから再び関取へ戻ってきました。
大相撲では、番付が下がれば下がるほど、再び上に戻るには白星を積み重ねるしかありません。炎鵬関の復帰は、まさに一番一番の積み重ねによるものです。
4. 小兵力士ならではの相撲が戻ってきたから
炎鵬関の魅力は、大型力士とは違う相撲にあります。
低く入る、もぐる、下から攻める、土俵際で粘る。こうした炎鵬関らしい相撲が見られること自体が、ファンにとって大きな喜びです。
明生関を破った一番でも、炎鵬関らしい技と粘りが話題になっています。
5. けがからの復帰という物語性があるから
炎鵬関は、脊髄損傷という大けがを経験しました。
競技者にとって、首や脊髄に関わるけがは非常に重いものです。復帰できるかどうかも簡単には見通せない中で、再び土俵に戻り、関取として勝ち越したことに、多くの人が胸を打たれています。
6. かつての人気を知るファンが待っていたから
炎鵬関は、幕内時代から多くのファンに応援されてきました。
小柄な体で大きな相手に挑む姿、華のある相撲、勝っても負けても目を引く存在感がありました。
その炎鵬関がまた関取の土俵で勝ち越したことは、長く応援してきたファンにとって特別なニュースです。
7. 幕内復帰への期待が高まるから
今回の勝ち越しによって、次に気になるのは番付の上昇です。
すぐに幕内復帰が決まるわけではありませんが、十両で勝ち越したことで、炎鵬関の復活は一歩前へ進みました。
今後、さらに白星を重ねて十両上位へ戻り、幕内復帰を目指せるのか。そこに大きな期待が集まっています。
SNSやネット上の反応の傾向
SNSやネット上では、炎鵬関の勝ち越しに対して、喜びと感動の反応が広がっています。実際の投稿を引用せず、反応の傾向として整理すると、主に以下のような声があります。
- 「炎鵬関の勝ち越しは本当にうれしい」という喜びの反応
- 「大けがからここまで戻ってきたのがすごい」という称賛
- 「序ノ口から関取復帰して勝ち越しは泣ける」という感動の声
- 「土俵際の技が炎鵬らしかった」という取組内容への反応
- 「小兵力士の希望」と見る声
- 「幕内でもう一度見たい」という期待
- 「まずは体を大事にしてほしい」という気遣いの反応
全体としては、勝ち越しへの喜びだけでなく、炎鵬関の体を心配する声も多くあります。
大けがからの復帰だからこそ、ファンは「もっと上を目指してほしい」という思いと同時に、「無理せず長く相撲を取ってほしい」という思いも持っています。
その両方が、今回の反応の大きな特徴です。
今後の注目点
炎鵬関の今後について、特に注目したいポイントを整理します。
1. 夏場所を何勝で終えるか
勝ち越しを決めたとはいえ、場所はまだ終わっていません。
8勝で終えるのか、9勝、10勝と白星を伸ばすのかによって、来場所の番付や印象は変わります。
2. 来場所の番付
西十両14枚目で勝ち越したため、来場所は番付を上げる可能性があります。
どこまで上がるのか、十両中位に近づけるのかが注目されます。
3. 体の状態
炎鵬関にとって最も大切なのは、体の状態です。
けがからの復帰後は、勝ち星だけでなく、連戦に耐えられるか、相撲内容に不安がないかも重要になります。
4. 取り口の進化
炎鵬関は小兵力士です。
以前と同じ相撲だけでなく、けがを経験した後にどのように取り口を変えていくのかも注目です。無理に激しい相撲を続けるのではなく、技術と経験を生かした相撲が増える可能性もあります。
5. 幕内復帰への道
ファンが期待するのは、やはり幕内復帰です。
ただし、幕内へ戻るには十両で安定して勝ち越し、番付を上げていく必要があります。今回の勝ち越しは、そのための第一歩です。
6. 石川県・地元からの応援
炎鵬関は石川県金沢市出身です。
地元からの応援も大きく、復活劇は地域の相撲ファンにとっても明るいニュースです。今後、地元メディアや後援会の反応も注目されます。
7. 小兵力士としての存在感
大相撲では大型力士が有利に見られがちですが、炎鵬関のような小兵力士が活躍すると、相撲の面白さがより伝わります。
今後も炎鵬関が白星を重ねれば、体格差を超える技術の魅力を再び広く示すことになりそうです。
まとめ
3年ぶりに関取へ復帰した炎鵬関が、夏場所13日目に明生関を破り、勝ち越しを決めました。
十両以上での勝ち越しは、2023年春場所以来19場所ぶりです。
炎鵬関は、脊髄損傷の大けがにより長期休場し、番付を序ノ口まで下げました。しかし、2024年名古屋場所で復帰し、そこから白星を積み重ね、2026年夏場所で3年ぶりの十両復帰を果たしました。
そして今回、明生関を破って勝ち越しを決めたことで、復活劇はさらに大きな節目を迎えました。
炎鵬関は、石川県金沢市出身、伊勢ヶ濱部屋所属の力士です。小柄ながら鋭い立ち合い、下からの攻め、下手投げ、土俵際の粘りを武器に、幕内時代から多くのファンを魅了してきました。
今回の勝ち越しに対して、SNSやネット上では「本当にうれしい」「泣ける復活」「もう一度幕内で見たい」といった反応の傾向が広がっています。
今後は、夏場所を何勝で終えるのか、来場所の番付がどこまで上がるのか、体の状態を保ちながら十両で安定した相撲を取れるのかが注目されます。
炎鵬関の19場所ぶり勝ち越しは、単なる成績以上に、大けがから戻ってきた力士の努力と粘りを感じさせる大きなニュースです。
関連公式URL・確認先
- 日本相撲協会 炎鵬プロフィール:https://www.sumo.or.jp/ResultRikishiData/profile/3803/
- 伊勢ヶ濱部屋 炎鵬プロフィール:https://isegahama.net/affiliations/837/
- 日本相撲協会 公式サイト:https://www.sumo.or.jp/
- 大相撲 取組結果・星取表:https://www.sumo.or.jp/ResultData/hoshitori/


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